減酒逃避行:呑兵衛のグルメ紀行

寿司、とんかつ、鰻、ラーメン、蕎麦、うどん、カレー、焼き鳥等々。飲酒量を減らすために廻った名店の情報を、与太話とともにお届けします。

泥酔状態の胃袋にもやさしい、「麺堂にしき」の鴨かも。

減酒逃避行:番外編「麺堂にしき @新宿歌舞伎町店」

飯田橋で仏人コンビに道を訪ねられた。ベンジャミン&フレデリックスだ。
道っていうか、新宿に行きたいらしい。電車もうねーよ。しかし、彼らはなんとしても歌舞伎町を堪能したい様子だったので、ご案内しないことには日本のイメージが失墜してしまう。ねえ、そうだよねと言いつつ、先輩はニヤッと笑っていた。

仏人コンビにタクシー代をオゴらせて、我々は歌舞伎町一番街にいた。
とりあえずご案内ということで、仏人コンビといっしょに、当時あった「club complex CODE」に入る。新宿東宝会館4Fにあったヤツです。いまはゴジラがいるあたりですかね。ポップ、ジアザーではじまり、約40年間続いたというか、終わったのがもう20年くらい前だってさ、せつねえ。

すでに酔っ払っていたぼくは、ラブレボーリューション21を踊っていた。
そうしたら、正面にいたコがヒゲダンスを返してきた。なんとも気が利いてる。そりゃぼくもヘンなオジサンやりますよ。すると、輪っかになろうとそのコが手を伸ばしてきたので、キャッチしてぼくも先輩に手を伸ばす。しかし、先輩は拒否。
なんかそーゆーのキライらしい。黒人キャッチは大好きでホイホイついて行くクセに。ぼくの人生が真っ暗なのは、この先輩のせいではないのか。

閑話休題

覚えていないのに食べている。ダイソン並の吸引力。

カメラロールになぜかある写真。記憶にないのに脂肪になっている食べ物。ソレが麺堂にしきのつけ麺だ。「18:00~13:00」という営業時間が、歌舞伎町にガチで向き合ってますって雰囲気に拍車をかける。
かつてはそのトップに「いわもとQ」が君臨していたのだけど、ヤツはもういない。帰ってきてくれガラガラ声のオバちゃん! なんで、なんでもうないんだよいわもとQ。
ぼくの天ぷら欲はドコで満たせばいいの!! 先生、揚げたての天ぷらが(ゲロ安で)食べたいです。

まあいわQは置いておいて、鴨っておいしいじゃないですか。そのまんまドストレートに鴨のおいしさが味わえる。それがにしきです。鼻から抜ける香りがたまらない。ソコに拍車をかける存在がある。なんかオレンジが乗ってるんですよね。鴨と柑橘系ってあうんだあなあと、気付かされました。おいしいんですよ、ホントに。特に、酔っぱらいにはあうのではないでしょうか。もたれた胃袋に清涼感を運んでくれるのです。

しかし、スープ割頼んだ瞬間にかつーお。なぜ? 鴨ぜんぶ飛んじゃったよ。なんでなの。総合的に超おいしんですけど、ココだけは理解できない。

まあでも、そんなコトはどうでもいいんです。朝方の歌舞伎町のにしきは正義。それだけは間違いありません。

鴨っておいしいかも。鴨かもー!
結論
接 客:★★★★★☆☆☆☆
味  :★★★★★☆☆☆
雰囲気:★★★★★★☆☆☆☆
 
総評:飲み帰りに食べ続けるでありましょう。記憶にないため、制御はききません。
 

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