
減酒逃避行:030 「なんどき屋 @新橋」
新橋「なんどき屋」の店舗情報
定 休 日 :日15:00~月15:00
営業時間 :上記のほかは24時間営業
住 所 :東京都港区新橋3-20-4 エムワンビル 1F
電話番号 :03-3431-1845
支払方法 :現金のみ
アクセス :JR山手線等 新橋駅 烏森口より徒歩約1分
CHECK POINT
訪問日:2025年1月10日(金)【2025.03.01 UP/2026.01.14 更新】
Tips01:日本初の牛丼チェーン店(いまは2店舗)
Tips02:日本初の24時間営業店舗
Tips03:牛肉+玉ねぎをスタンダードにしたのはココ。
Tips04:食べログには喫煙可って書いてあるけど禁煙
Tips05:基本24時間営業なので定休日を伝えるのが難い
Tips06:お店の情報のみご覧の場合はこちら
元祖尽くしのこのお店。覗いておいて損はない
「食」というのは体験であって、場所場所に文化と歴史がある。雰囲気も大事だ。
しかし。
先日、勝浦「ファミリーレストラン こだま」への2回目の訪問の道中、「老舗って、過剰評価感が否めない店も多いよね。老舗は保護されているッッッ」というグラップラー刃牙みたいな話になり。
事実、こだまの勝浦タンタンメンの麺は、いわゆる町中華スタンダードだった。ウマいのは間違いないが、絶賛するほどではない。ただソコは、2回目の訪問で覆されるコトになったワケですが、ソレはまた別のおはなし。愛すべき味のムラがそこにはあった。
発祥・元祖というのは偉大だ。しかし、ソレがNo.1と同義なワケではない。
牛丼チェーンの発祥はなんどき屋で、いつでも開いている24時間営業をあらわした名でもあった。牛丼屋のチェーン展開も、24時間営業も、ココなんどき屋が元祖。実に、日本初のコンビニであるセブン-イレブン第1号が江東区豊洲にオープンする14年前、1969年のコトである。まあ、当初セブン-イレブンはAM7時~PM11時の「7 - 11」でしたけども。
吉野家はココなんどき屋を模倣して発展した(1回倒産したけど)。牛丼というジャンルでいえば、いまの地位としては吉野家のほうが上だろう。味的には別モノというか、もはや現在の牛丼チェーンの味のベースは吉野家の牛丼にある。実際ウマいし大好きだ。紅しょうが、超合いますよね。

先日吉野家に行ったおり、隣が紙ナプキンを撒き散らしている外れ席にあたった。
牛皿が半分も残っていないし、すぐいなくなるだろうと思っていたんですが、その考えは甘かった。ぼそぼそと文句を言いながら食う彼は、自分が食い終わるまでに3回、いや4回ご飯大盛のおかわりを要求。店を出る前に振り返ると、卵をルンルンでかき混ぜていた。バケモノか。
閑話休題。
なんどき屋は歴史もあり、24時間営業であり、新橋にあります。当然、佇まいも堂々たるものです。

なんか漫喫的なカンバンが出ているので、気軽に扉を開きましょう。入ってしまえばソコはもう楽園です。間違いない。
ココもまさしく昭和だぜ。だが、ソコがいい。牛丼の味はホンモノだ
このなんどき屋は、あくまでも居酒屋。ワンドリンク必須で、お通しもつく。
どーせ飲む自分みたいな人種には関係のない話ですが、牛丼だけ食べたいというコトであれば、どうしても高くついてしまう。
そんな人には、牛丼専門店版「なんどき屋」がGINZA9にあるので、そちらがオススメです。定食メニューのバリエーションも豊富らしい。
ただ、超行きたいんだけど、ココも月~木の11:30~18:00しか開いていない訪問難度特Aのお店。行ける方だけそちらへ⋯⋯。

そしてコレが「なんどき屋」のメインメニュー。牛めし(並)は850円となっています。上牛めしには生卵がつきます。あとは、つゆだくになっているなんてウワサもありますが、まあそんなに気にするコトもないでしょう。

由緒正しい新橋の飲み屋ですので、肴も充実しています。店内のホワイトボードにもおすすめメニューがずらり。この日は、生ビールとおすすめ品から攻めてみました。ちなみに、ドリンクメニューは別にあります。地酒も豊富。

とりあえず白子ポン酢で様子見です。ちょっと楽しんだら、牛丼に行こうと思っていました。そんな矢先。
店内を無断撮影した中国人観光客とおっちゃんのバトルが勃発した。
「顔ガッツリ写ってんだろ、日本なめんなよバカやろう」とおっちゃんが憤る。その「バカやろう」をスイッチにヒートアップしはじめる中国人。そこがキーなのか、勉強になる。中国人の捨て言葉がカタコトの「ファッキュー」。コレは中国語では伝わらないと判断してのクレバーな選択か。
まあ、そんな艱難辛苦も乗り越えて、ようやく注文する牛丼だ。
「おかみさん、牛丼お願い!」
しかし、そのセリフは虚しく宙に浮いた。いま出せないって。
時間的な問題? って聞いたら、コメが切れてるって。そしたら牛皿で!!

コレは、秋葉原の「牛門専門 サンボ」、新宿の「たつ屋」とも異なる方向性で興味深く、ウマい!
ローカル牛丼ネタは以下もぜひ。
めっちゃ黒いけど、優しい味わいなのがまたたまらりません。創業以来継ぎ足しのタレであるからしてのこの色なワケですが、そこまで強烈に煮込まれているワケではありません。

タレの味と煮込み時間のバランスの結果なんでしょうね。肉を割ってこの色が見えるワケですから、味が濃すぎるワケはない。コレほんとにおいしいです。吉野家の牛丼を想像するとビックリするかもしれませんが⋯⋯。
醤油ベースで、コクが強く、すき焼きとは別方向。なんて表現するのがいちばん伝わりやすいのか。迷う。1回食べてみてほしいなあ。

蛇足ですが、豆腐も入っています。基本はすき焼きベースなんだよなあ。
ともあれウマいし、日本酒にも合う。酒飲みにはオススメできるお店です。
(価格は2025年8月現在・すべて税込)
最新の価格や営業時間は公式サイト等でご確認ください
日本酒は徳利とお猪口でちびちびやるのもいいモンですが、個人的にはぐい呑みでいっちゃう方が好みです。そして、グラスは丸みを帯びているほうが香りが際立つ感があってよい。ガラスは薄ければ薄いほどよい。そう思っています
とりあえず行っておいた方がいいお店ってあるでしょう。ソレです
接 客:★★★★★★☆☆☆☆
味 :★★★★★★★★☆☆
雰囲気:★★★★★★☆☆☆☆
総評:なんかいつも言っている気がしますが、ココもザ・昭和。場所柄もあるでしょう。でも、牛丼が好きなら行っておかなければならない。そんなお店です。
![]()
