
減酒逃避行:055 「豊しま @飯田橋」問答無用の厚肉ON。立ち食いそばの新時代を開いた
飯田橋「豊しま」の店舗情報
定 休 日 :日
営業時間 :6:30~18:00
住 所 :東京都新宿区下宮比街1
電話番号 :非公表
支払方法 :現金のみ(支払いは配膳と同時に手渡しで)
アクセス :JR総武線等 飯田橋駅 B1出口より徒歩約2分
公 式 X :@toshima29
CHECK POINT
訪問日:2024年12月28日(土)【2025.08.30 UP/2026.01.12 更新】
Tips01:元祖厚肉そば。肉の厚みは歓喜の約1.5cm
Tips02:醤油がちな関東風のつゆ
Tips03:そばは「むらめん」の茹で麺
Tips04:カウンター席のみ5席。オールスタンディング
Tips05:支払いは現金で、配膳と同時に
Tips06:いちおう書いておきますと、禁煙です
Tips07:お店の情報のみご覧の場合はこちら
飯田橋こそが眠らない街。歓楽街ではなくオフィスとして
ニガイ思い出が眠る街、飯田橋。
この地には印刷会社が密集しており、その周囲には出版社や編集プロダクションが金魚のフンと化して集積していた。近くにいれば輸送時間を考慮する必要がなく、時間をかせげますからね。〆切は絶対。ソレは、命よりも重い。
飯田橋では仏人コンビ、ベンジャミン&フレデリックスと死闘を演じたりもしました。死闘の行方は「麺堂にしき」の回へどうぞ。
でも、デザイナーは原宿とか代官山にいるんだ。彼らはオシャレ感により重きを置いている。MOをデリバリーする下っ端の気にもなってみろってんだ。
でもまあ、いまではどちらもどうでもいい話。ネットでピューっと済んじゃいますからね。ぼくも写植の時代は知らないんですけど。Quark X Press 3.3世代です。

ソレでも、撮影時はまずポラをきり、露出を変えて4回撮る。撮影後は現像屋に飛び込み、上がってきたポジフィルムをスキャンしアタリ画像化。その後、ポジフィルムを袋に入れ、ダーマトでトリミング指示を入れる。撮ってんのデスクトップPCをバラしたあとのCPUとかだったんですけどね。
なんか久々に振り返ってみましたけど、いまってめっちゃラクだなあ。3日間寝てなくて、フリスクを大量に口に含んで咀嚼しながら、シャーペンの先を腿にザクザク刺して耐えていたような日々はもう遠い。そりゃスケジュールも圧縮されるわ。
閑話休題。
そんな地獄で不規則な生活を強いられていた人々の胃袋をささえてくれていたのが、ココ「豊しま」です。営業時間的にはちょっとアレですけどね。
肉の厚みと柔らかさに驚愕。コレはウマい!(そばは?)
JR中央本線。JRが「中央・総武線各駅停車」と表記していたり、「イエローの各停は総武線だろ!」とか喧々諤々始まってしまうワケわからん路線の飯田橋駅東口から、ドブ川沿いを歩いていくと(いまはキレイですが)左手に現れる青い彗星、「豊しま」。この開放感がたまらない。「是れはうまい!」のカンバンが目印です。

⋯⋯店名、いちおう写真内に記載があります。もはや間違い探しだ。開放感的には椎名町「南天」、中野「田舎そば かさい」には負けますが、なかなかよい雰囲気です。
新潟バスセンター「名物 万代そば」も店名が見当たらない店筆頭ですが、コレって立ち食いそば屋スタンダードなんですかね?
まあ、ソレは置いておいて、まずはメニューの確認から。

ココはもう、「厚肉玉そば」(840円)一択かと思います。コレは、分厚い肉と生卵、そして揚げ玉がONされたスペシャルメニュー。ちょっとお値段がはりますが、実際に目の前で見ると、840円は安く思えてくるハズです。冷しが終了しているのは、この写真を撮ったのが年末だったから。光っちゃってよく見えない「天玉そば」は540円です。

はいもう、ビジュアルからたまらないですね。優勝です。コレが「厚肉玉そば」の実力だァ! なんか「ありがとうございます」と言いたくなります。揚げ玉がまたいいシゴトしてくれるんですよねえ。食感てホント大事。

分厚い豚のバラ肉は、厚さ推定約1.5cm!(やや盛ったか?)
存在感バツグンです。関東風のそばつゆでじっくり1時間煮込まれており、ホロホロに柔らかくジューシー(禁句)。歯がいらないレベルです。ひと口ほおばった瞬間に、ああこのために生きてきたんだなんて思ったりしたりしなかったり。コイツは必食ですよ。
つゆはかなり黒めの関東風。出汁というより醤油の味が突き抜けている。でも、完飲できちゃうウマさです。つゆには、3種の混合出汁をベースに、数ヵ月寝かせた独自ブレンドのかえしを投入しているのだとか。まあ、大概の店で飲み干しちゃうんですけど。

そばは若干滑りを感じる「むらめん」製の茹で麺。茹で加減は柔らかめ。いわゆる立ち食いそば屋スタンダードな感じです。とはいえ、富士そばよりはそば感強め。卵黄を絡めて啜るとよさが増す。フィットしていると感じます。

あとは七味をドバドバかけてかきこむだけです。卓上に用意された七味はビター感があり、色もいい感じの渋さ。食べ終わったら幸せいっぱい胸いっぱい、胃袋パンパンです。
(価格は2026年1月現在。すべて税込)
前半を飛ばした方には意味不明かと思いますが、フリスクの中でも「エクストリームブラック」が眠気覚ましには最適です。しかし、なんで9個セットなんだ。10個にしといてよ
厚肉そばの元祖。そばの概念を刷新したと言ってもよいのでは
接 客:★★★★★★★☆☆☆
味 :★★★★★★★☆☆☆
雰囲気:★★★★★★★★☆☆
総評:とにかく肉。厚肉。そば屋ですが、いちばんに語るべきは厚肉です。コレをね、そばにONしようという発想が天才。後世に多大なる影響を与えていると思います。
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