
減酒逃避行:063 「とんかつ 河むら @神谷町」
訪問日:2025年3月11日(火)【2025.10.29 UP】
Tips01:栄養豊富という林SPF使用
Tips02:麻布台ヒルズの一角にあります
Tips03:昼は並んでますが、夜はスルっと入れます
Tips04:並ヒレ強制だったため、真の実力わからず
Tips05:営業時間は11:00~22:00 (L.O. 21:30)
Tips06:現在予約不可とのこと
Tips07:クレカ、電子マネー、QRコード決済各種OK
Tips08:禁煙ですが、少し歩くと施設の喫煙ルームあり
オレが上ならオマエは並だ。そんなコトバに涙
B1パネルを剥がして新しいパネルに貼り替える。
昔はこういった作業はやりませんでしたが、最近は自身が作ったパネルの設置までやるようになっていて(別料金)。コレがまた、簡単なようでいて実はけっこうな重労働。とくに剥がす作業がやっかいで。パネル自体はすぐに剥がせるのですが、強力な両面テープは壁にへばりついている。コレをキレイにこそぎおとしていくと、最終的には両手の爪が跡形もなく消え去ります。金属ヘラとか使うと、壁にキズがついてしまいかねないので……。
そんな作業で汗だくな自分に、メシでも食おうぜといつもの上長。
「とんかつ屋だとなに頼む?」と聞かれ。
高田馬場のとんかつの名店、いや、日本一のとんかつ屋「とん太」で喫食したばかりだった自分は、その時のコトを回想しながら返答する。
ぼく「最近アブラきついんで、もっぱらヒレっす」
上長「おれロース派なんだよね。バランスとれないな」
ぼく「www」
上長「おれ上ロースいくから並ヒレな」
閑話休題。
そんな会話の後、麻布台ヒルズの地下にある「とんかつ 河むら」に向かいます。
コレはこのお店に限ったコトではないのですが、麻布台ヒルズ地下にある飲食店街は、ランチタイムは行列ができていますが、夜は閑散としているコトが多い。かのハンバーグの超名店「らいむらいと」ですら同じ状況ですから、コレは狙い目といえるのでは。
いい感じの林SPFヒレとんかつ。衣もしっかり一体化している
なお、上ロースと並ヒレは同価格でした。

け、最終的には同レベルだぜ! なんていうのは冗談で、ごちそうさまなのであります。
なお、当店にはこんな注意書きがあります。
「当店のとんかつは、厚切りのため赤みが残る場合があります。火は通っておりますので、気になる方は従業員までお申し付けください」。
いいじゃんいいじゃん、スゲーじゃん。むしろ大歓迎なのであります。

全体的にお上品な雰囲気です。配膳されたときに思ったのは、なんかとん汁がおいしそう。とんかつよりも先にそっちに目がいってしまいました。
ようし、とりあえず食べ始める前にゴマをするぜ! とまあ、本来は配膳されるまでの時間の楽しみであるゴマをすろうと思ったけど、ゴマはないようだ。仕方がないので、上長相手にゴマをすっています。

塩は岩塩。電動ミルだ。便利ですが趣はないですね。上長へのゴマすりは電動で済むとありがたいのですが。しかし、テプラってのは安っぽくなりますなあ。やめときなよ。

ヒレカツの断面はと言うと、大して赤くないですね。
たまに衣が剥がれやすいなんて話を見かけたりもしますが、そんなコトもなく(アブラが少ないヒレだからか)。きっちり林SPFと一体化しており、ソツがない上質なとんかつです。パン粉は中目といったところでしょうか。なんだかちょっぴり、無難な感じです。とはいえ、しっかりカラッと揚がっており、難癖のつけようはありません。

卓上調味料はソルト、ソイソース、ブラウンソース&サラダドレッシング。まずは塩でいき、ソースで走る。お約束ですね。肉質は柔らかく上々。上ヒレだとどうなるんだろうかという思考にいったん支配されますが、コレで充分なのではとも思う。
しかし、2,200円というのはビミョーなライン。同等の満足感は「豚組食堂」のスタンダード銘柄豚フィレかつ1,400円でも得るコトができる。あの店、バランス感覚バツグンだよなあと思う。
ともあれ、いい感じの「とんかつ 河むら」。いずれ上ヒレでリベンジをかましたいと思っています。
(価格は2025年10月現在。すべて税込)
気軽に入店できるなら適。いい感じ。そんなお店です
接 客:★★★★★★★☆☆☆
味 :★★★★★★★☆☆☆
雰囲気:★★★★★★★★☆☆
総評:なんかちょっとよさげなとんかつが食べたい。そんな時に最適(並ばなければ)。利便性と趣は対局にある。そんなコトも考えさせられました。
