
減酒逃避行:068「梅乃家 @千葉・竹岡」竹岡式ラーメン発祥の店
竹岡「梅乃家」の店舗情報
定 休 日 :水・木
営業時間 :平日10:00~18:00、土日祝10:00~17:00
住 所 :千葉県富津市竹岡410
電話番号 :0439-67-0920
支払方法 :ニコニコ現金払いオンリー
アクセス :JR内房線 竹岡駅より 徒歩約40分(車推奨)
CHECK POINT
訪問日:2025年10月11日(土) 【2025.12.01 UP】
Tips01:出汁ってなに。チャーシューと麺の茹で汁で完成だ
Tips02:まさかの乾麺がそのすべてを吸収する
Tips03:しょっぱいかなと思いきや、やっぱりしょっぱい
Tips04:ピークをはずしても並ぶのは仕方なし
Tips05:最寄りの駅も超遠い。駐車場はきっちりアリ〼
Tips06:全20席。お座敷ありの全テーブル席で基本相席
Tips07:当然禁煙です
掟破りのご当地ラーメン×3の一翼。「梅乃家」発、竹岡式ラーメン
千葉って、そばとかうどんの話聞かないよね。
そんな友人のコトバを発端に、いろいろと調べてみるが、実際あまりめぼしいお店は見当たりません(柏の名店、竹やぶは除く。別にご当地感はないですし)。
その代わりと言ってはなんですが、ご当地ラーメンは3つもヒットする。
①勝浦タンタンメン
②竹岡式ラーメン
③アリランラーメン
名前だけはよく聞くやーつ、というモノです。このうち、勝浦タンタンメンは、過去「ファミリーレストラン こだま」で2回喫食しました。たしかにウマかったし、千葉感的な? バイブスも感じられた?
なんせ、地元の漁師さんや海女さんの冷えた体を温めるために、芝麻醤(チーマージャン)が手に入りにくかったご時世に、ラー油をしこたま入れてこしらえたものだと言いますから(諸説あり)。
でも、竹岡式とアリランってなんだよと。まず意図が分からない。
だったら確かめに行こうじゃないか。そうとなったら止まらない。アクセル全開だ。しかし。動かないからアレっと思ってギアいじったっけ、ロー入っちゃって、もうウィリーさ(天パ)。

閑話休題。
まあ、道中いろいろなコトがありました。煽ってくる輩とか、逆にどんだけスローペースなのよという御仁とか。彼らはどちらも、「マイペース」という一言でくくることができる。いいぜ、きみたちの流儀はよおくわかった。溝落としでまとめて抜き去ってやる!(藤原拓海)。
なんてバトルの先にあるのが、竹岡式ラーメンの元祖、竹岡は「梅乃家」です(嘘)。いや、元祖竹岡式ラーメンはホントです。開いている時間はいつでも行列。最寄りの駅から歩くと約40分。千葉は南房総方面にいまだ現存する戦場です。

千葉の南って、なんでヤシの木が生えてるんでしょうね。
竹岡式ラーメンのウマさは、ブ厚いチャーシューが源だ
この立地ですから、まず確保したいのは駐車場。ちゃんとあります。わかりにくいですが。

大通りから店を見ながら手前を左折(一応、東京方面から行って南下している前提で)、お店を通り過ぎてからの「八洋企業(株)」という看板が目印です。もっと近くに空き地的なモノがありますが、そこにはとめないように。
到着すると、何時であっても行列が待ち受けているコトでしょう。まあでも、ピークタイムをはずせば、待つのは15~20分というところです。回転は早め。この日は雨模様だったのも効いていたのかもしれませんが……。
そして、コレが梅乃家のメニュー表と注意書き。よく読んでおきましょう。25年10月3日に50円値上げされたそうですが、内容をみたら全然OKですよ。

選択肢が残されていないコトも多いですが、ラーメンとやくみ(玉ねぎ)が頼めればコトもなし。梅乃家には合計1,200円を握りしめて突撃しましょう。あとは、右下に要注目です。ちなみに、梅乃家的には別に「竹岡式」とは謳っていないんですね。単純に「ラーメン」となります。

店内はめちゃ渋。カウンターはなく、テーブル席のみでお座敷もある、というつくり。基本相席となります。

注文すると、まずはレンゲが供される。「そろそろきますからね」と言って渡されるのです。ぼくはちょい神経質なので、テーブルに直置きするコトができず、いったんコップの上に避難です。なんでやねんと思いましたが、この理由はすぐに分かりました。

アホみたいにスープなみなみなんですね。お盆に乗せて持ってくるんですが、もはや途中でお盆にスープだばだばです。コレは大方だばだばこぼれたあとの姿となります。お盆にもレンゲを乗せるスペースはない。
そして。お盆を持って帰ったあとに、カウンターの中でお盆のスープをズバッときって捨てるんですよ。そのシーンを撮りたいができぬママとなりました。すげえ自然にスープをきるんですよ。ちょっとカッコイイ。

コレが例の竹岡式スープです。
チャーシューの煮汁を麺の茹で汁で割るという謎スープです。前情報がありましたから、そんなんウマいかんいっていう思いもありました。見た目は超黒くって、マジでしょっぱそうです。
しかしてその実態は、実際しょっぱかった。でも旨味も強く感じます。不思議な感じです。正直、つくりは雑なんですよ。そして。

ソレを受け止める麺が「乾麺」だというのです。もろもろ主張が強いですね。
しかし、そのすべてを吸い込んでやるという意識が強い乾麺は、いい方向に働いていると感じました。まあ吸いますよね。すべてが濃ゆいママ進行します。そこで、やくみの「玉ねぎ」が効いてくるんですね。いい感じに調和してくれるのです。

そして忘れてはならぬ、スープにも旨味を提供しているチャーシューです。ブ厚い。当然旨味も強い。この肉の旨味あっての竹岡式ラーメン、と思います。結局コイツが本体なのでは。意外と噛み応えがあります。
そして最後のお会計。ココで、メニュー表の右下にあった「スタンプカード」の登場です。

1,000円でスタンプひとつ、15コためるとなんと竹岡式ラーメンが1杯無料! というお得な梅乃家のスタンプカードです。お会計のたびに客に「スタンプカードどうですか?」と聞いてくれるおかみさん。しかし、自分らもそうですが観光客が多く、大体がカップルで、しかも真面目。「次いつくるかわかりませんから」とか言って断ってるんです。おかみさんは「記念にもなるし」とか言ってくれてるんですよ。断る意味が分かりません。なんの目処もなしに「またきますねー!」と言ってスタンプ2つGETです。もろとけや。
(価格はすべて税込・2025年11月現在)
竹岡式ラーメンは一度体験せねば理解できぬ。ぼくは必食だと思います
接 客:★★★★★★★★☆☆
味 :★★★★★★★☆☆☆
雰囲気:★★★★★★★☆☆☆
総評:チャーシューの煮汁と乾麺の煮汁には旨味が詰まっていた。ワケがわからん存在は、いったん体験しておく必要がある、そう強く思いました。正直「乾麺」って聞いたときはなんでやねんと思いましたが、結局ウマいのです。
