
減酒逃避行081:平塚「花水ラオシャン 本店」酸っぱい平塚タンメンの元祖は閉店。ココが砦だ
平塚「花水ラオシャン 本店」の店舗情報
定 休 日 :木・第二水曜
営業時間 :月火水金10:45〜15:00(L.O.)※テイクアウト~17:00
土日祝10:45〜15:00、17:15〜20:30
住 所 :神奈川県平塚市花水台29-4
電話番号 :0463-36-0269
支払方法 :現金のみ
アクセス :JR東海道線 平塚駅 南口よりバス約10分+徒歩1分
(39・40系統のバスに乗り「花水台」下車)
公 式 H P :花水ラオシャン本店
CHECK POINT
訪問日:2025年11月29日(土)【2026.02.21 UP】
Tips01:平塚タンメンは平塚のソウルフード。らしい
Tips02:本家たる「老郷(ラオシャン)」とは無関係(諸説あり)
Tips03:リンゴ酢が効いた酸っぱさ。いわゆる湯麺ではない
Tips04:かん水不使用の純白の麺。ラーメンと言えるのか?
Tips05:カウンター席のみ18席
Tips06:なんか2022年に事件があったが気にするな!
Tips07:模倣と言われるが1963年(昭和38年)創業の老舗(諸説あり)
Tips08:その年、初の連続TVアニメ「鉄腕アトム」放送開始
Tips09:近隣に駐車場5台分だけあり
Tips10:当然禁煙です
平塚タンメンは老郷が元祖。今ソレを守るのは花水ラオシャンである
「平塚の『老郷』閉店しちゃったんだってね! 久々に食べたいなと思って調べてみたら、閉店直後だったんだよ。くやしいです!」
コレは、セブン-イレブンのオリジナルカップ麺「フタツメ」のタンメン(期間限定商品でした……)を食べ、「ちゃんぽんじゃねーかw」と思いつつもなんだか気に入ってしまい、美味しいタンメンが食べたくなってしまったぼくの2025年末忘年会での平塚マンへの一言です。

「平塚 老郷(ラオシャン)」は1957年(昭和32年)創業で、平塚タンメンを生み出したお店。ちなみにその年は、日本が南極観測に初成功し、昭和基地を設置した年でもあります。歴史を感じますねえ。しかし、店主が急逝したということで、2025年7月に閉店してしまったのです。
ちなみに、「フタツメ」というのはどうやら群馬のタンメンの名店で、超絶人気があるらしい。知らなかったんですが、カップ麺はたしかにウマかった。でも、個人的な感想は前述の通り「ちゃんぽんじゃねーかw」でありました。唐灰汁麺云々の話はココでは排除します。所詮はカップ麺の話ですしね。
そして、忘年会での友人の回答は「花水ラオシャン食べにいく? 味全然違うけど」というモノでした。そりゃもう快諾であります。でも平塚は遠いので、金曜夜に退社後平塚に直行し、泊めていただくコトになりました。しかし。
平塚に住む友人は中学生の頃から綺麗好きというか神経質というか、本当に同じ人間なのかオマエとずっと思っている存在。軽く「泊まってけよ」なんて言われて前日に平塚入りしたワケですが。このぼくが気を使い、玄関で几帳面にミリ単位で靴を揃え、水を使えばシンクの水滴をふきとり、リモコンを使ったあとはテーブルの側面に対して平行に置く。そういやタンメン代ぼく払ってないな。
閑話休題。
平塚を代表するご当地麺である「平塚タンメン」。オリジナルは前述の「老郷(ラオシャン)」のモノなのですが、いまやソレを守っているのはココ「花水ラオシャン」なのであります。

コレがその外観です。入口は写真左側の奥の方なんですよね。そして、ほどなくこの正面入口っぽいところも人で埋め尽くされます。
かん水不使用の麺にリンゴ酢使用のスープ。花水ラオシャンのタンメンはラーメンとよべるのか?
その日ぼくはちょっと寝坊しまして、出遅れました。でもいい感じの並び具合でして、20分くらいでお店に入れたのではないかと思います。基本的に並ぶお店です。そして、お店の外壁にメニューが掲出されています。並んでいる時に注文をヒアリングされるので、ボケーっとなさらぬよう。

そして、コレが「花水ラオシャン」のメニュー表です。周囲に見える緑色は養生テープです。どうやらお店自体が湘南ベルマーレのサポーターであり、選手のお気に入りとしても紹介されていて、ファンが集う場所にもなっているらしい。サッカー関連の掲出物も緑色の養生テープでさまざま掲出されておりました。すなわち、客層は幅広く若い人も多い。
というか、安いですよね。ノーマルのタンメンは450円ですよ。2桁目だけなんだか色が違ったりしますが、ちょっと前に値上げされたかららしいんです。ソレでもこのお値段。つーか、左下のキャラはなんなんだ。そこにしか使われていないイエローを使用するほどのモノなのか。

店内はカウンターのみ18席。コの字的な配置です。卓上調味料は醤油と酢とラー油。お水のポットも配置されています。

そして、ぼくがセレクトしたのは「わかめタンメン」(550円)+「玉ネギ盛」(50円)のパーフェクトなセットです。コレは、元祖たる「老郷」を思えば、「わかめ」と「玉ネギ」は必須であろうという判断です。そして間違いなかったので、コレを基本形として覚えて帰っていただければと思います。
まあ、世間で言ういわゆる「タンメン」ではありません。別モノとして認識していただく必要があるかと思います。コレはあくまでも「平塚タンメン」なのです。
ちなみに「老郷」ではわかめが麺の上にドカッと乗せられておりましたが、こちらはわかめを先に入れ、上から麺をかぶせている模様。そのため、わかめの量が少なく見えますが、麺の下に大量のわかめが隠されています。

スープは透き通っています。豚骨ベースの出汁に、リンゴ酢が効いた、というか酸味満載のスープです。コレがウマい! 若干のフルーティさも感じる。酸味好きの御仁にはぜひともオススメしておきたい逸品です。
ちなみに、元祖たる「老郷」のスープは「米酢+ワイン」が効かされていました。あまり語られているのを見たコトはありませんが、色的に当然ワインは白ワインでしょう。ココで「リンゴ酢」使用というのは、単純なコピーじゃないぜといった感じなのではないでしょうか。わかめを麺の下に忍ばせるあたりにも、そんな心意気を感じます。
そしてコレが、友人の「味全然違うけど」という感想の所以なのだと思われます。

そして麺はこの白さ。なんでこんなに白いかって、かん水が使われていないからなんですよね。コレはラーメンとよんでよいシロモノなのか。少し判断に悩みます。しかしウマいので、カテゴライズなどどうでもよい。そう思います。なんだかちょっと、にゅうめんっぽい感じです。そして、このスープにはこの麺があっている。
ちなみに、「ハラ減ってるし、大盛にしちゃおうかな」とか言っていたんですが、友人から「並でも量多いぞ。やめときな」と言われ、やめておいたのですが。おそらく並で200gくらいあります。大食いの御仁でなければ基本は並で充分です。大盛にすると+200円で量が3倍になりますから、相当な覚悟が必要かと思われます(2倍の中盛もあります)。

そして、後半はラー油で味変です。酸味+辛味=最強。コレはもう、言うまでもない事柄ですね。当然に美味しい。

餃子(6個450円)もウリのひとつであり、皮はモチモチとしつつもパリッと焼き上げられており、食感がとてもよい。餡は少なめで小ぶりですが、いい味を出しています。文句無しに美味しい。ハラ具合に余裕があるのでしたらぜひ。
とにかくすべてが「この値段でいいの!?」といったといった様相です。ぜんぶ美味しい!
(価格は2026年2月現在・すべて税込)
最新の価格や営業時間は公式サイト等でご確認ください
結局薬局、家庭用のそうめん・にゅうめんの類は揖保乃糸が最強なのです。ランクによってかなり差があるので要注意ですけどね
いわゆるタンメンではない。しかしこの酸味は一度食べたらやみつき!
接 客:★★★★★★★★☆☆
味 :★★★★★★★★☆☆
雰囲気:★★★★★★★☆☆☆
総評:いろいろな話がついてまといますが、結局は美味しい。ホントに美味しい。ぼくも平塚に住んでいたなら通っていたと思われます。そして、この価格設定は経営が不安になるレベルです。存続していただくためにも値上げして!
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