Foodie Blues:減酒逃避行

寿司、とんかつ、鰻、ラーメン、蕎麦、うどん、カレー、焼き鳥等々。飲酒量を減らすために廻った名店の情報を、与太話とともにお届けします。X(旧Twitter)は日々のメシ、というかランチのそば・ラーメンの写真多め。

超シビカラの本格四川料理、麻婆豆腐を原宿で。見逃せない老舗「龍の子」

四川料理 龍の子の店舗情報

減酒逃避行 番外編 「四川料理 龍の子 @原宿」

訪問日:2024年11月20日(水)
Tips01:5Fの看板が気になりますがお店は地下です。下りましょう

Tips02:全席禁煙です
Tips03:基本並びますが、13時半くらいを狙うと10分ちょいで入れたりします
Tips04:カード、電子マネー、QRコード決済すべてOK
Tips05:営業時間は11:30~15:00(L.O. 14:30)、17:30~21:30(L.O. 料理20:30 ドリンク21:00)

Tips06:スパイスは夜のほうが強烈らしい。刺激が欲しくば狙い目は夜

原宿の老舗のボス格。ココを食べずして原宿は語れない

なんか冷たいな。嫌な感じだな。
そんな思いで寝ぼけ眼をこすりながら体を起こす。なおも眼前にしぶきが広がる。部屋の中にいたはずだが……。
「臭い」
そう言いながら、総務のおばちゃんがぼくに直でファブリーズを吹きかけていた。

ろくでもない起こされ方があるモンだと嘆きつつ、掛け布団をしまうために物置の扉を開く。
すると、ゴロッと黒い物体が転がり落ちてきた。後輩だった。
「怖いからそこで寝るのやめろって言っただろ!!」

あのころぼくらはヒトではなかった。ただ、経費でメシが食えた。拠点は原宿だ。

以前にも書きましたが、原宿には意外と老舗が多い。いわゆる名店です。

useak8m.com

しかしその頃、我々の中で流行っていたのはカフェ飯でした。
別に観光地価格でもなく、ボリュームもあり、ソファがあって居心地が良い=サボれる。そんな魅力的なお店がたくさんあったのです。

その①:THE SAD CAFE
アメリカンなカフェ&バー。ランチは500円から。ラフォーレ原宿の脇に移転後、「まさや食堂」として存続中(純和風だけど見知った店員がいた)。

その②:ロイヤル
名前とはうらはらに、定食が充実。ぼくはココで銀だらの西京焼きのウマさに目覚めました。アホほど食べた。ビルの取り壊しにより閉店。

その③:ease by LIFE
フレンチブル2匹がお出迎えしてくれるお店。人懐っこくて隣に座ってくれたりもした。たまに粗相をするのも御愛嬌。料理は凝っていておいしい。閉店を残念に思っていたんですが、調べてみたらココの店主は現在「THE GREAT BURGER」のボスであり、いまや原宿の重鎮だった。

その④:Tokyo Apertment Cafe
ザ・シャレオツ。店内全体をアパートの部屋に見立てており、リビング、寝室、キッチン等(キッチンあったかな?)のテーマで区分けしてつくりこんでいた。鴨ネギ丼とスパムむすびが美味でした。

閑話休題。

こんなコト書いてますけども、今回のテーマは老舗です。

とはいえ老舗のパワーは凄い。たまに食べるとビックリするよ

日本で四川料理を楽しみたいと思ったら、ベストチョイスはどの店か。
個人的にはココ、四川料理 龍の子を推したい。1977年創業の四川料理の老舗かつ、陳建民氏の「四川飯店」で修行した方のお店です。
刺激が欲しくば龍の子に向かえ。

龍の子のランチメニュー

ランチメニューはこんな感じ。初訪問なら麻婆豆腐一択かと思います。

龍の子の麻婆豆腐ランチ

ちょっと寄りますよ。

龍の子の麻婆豆腐

キラキラと美しい。超刺激的。山椒ビリビリでシビカラ!
舌に残るシビれが心地よい。特注という木綿豆腐は食感がかなりしっかりしていて、食べ応えも抜群。旨味もとても強いです。これぞまさにシビカラウマの最高峰! ご飯がすすむすすむ。ご飯はおかわり無料ですよ。
ただ、ランチはスパイス控えめだという噂。コレ以上の刺激が味わえるとは信じがたい。コレは夜もこなければなりません。

ホンモノのシビカラを体験せよ。単純においしいです

接 客:★★★★★★★☆
味  :★★★★★★★★★
雰囲気:★★★★★★★☆☆

総評:目が覚めるのでランチに最適。午後のシゴトがきっとはかどりますよ。

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