ラーメンBlues 01:阿佐ケ谷「げんこつ屋」Wスープの元祖、復活! 懐かしのあの味を求めて。

げんこつ屋の店舗情報

減酒逃避行:004「二代目 げんこつ屋 @阿佐ケ谷」

訪問日:2024年6月1日(土)【2024.07.11 UP/2025.08.16更新】
Tips01:Wスープ発祥のお店!(青葉ではないのです)

Tips02:現金 or コード決済
Tips03:言うまでもなく全席禁煙
Tips04:営業時間は11:00~22:00

 

いつか食べたあの味、「げんこつ屋」。早すぎたこだわり系

馬場の「とん太」、アレめっちゃウマかったっすよ。
近所の飲み屋で知り合った若者が言う。「とん太」とは、高田馬場にあるとんかつの名店のコト。超並びます。豚組食堂のスタンダード銘柄豚で大満足の自分ですから、そんなスーパー名店のとんかつを食べたらどうなってしまうんだろう。

そんな会話から始まったとんかつ探訪。いや、始まらなかったんだけど。
「とんかつ成蔵」も行ってみようぜって話になったんですが、酔っ払いのノリで決めたコトなのでリサーチもクソもなく。店前に行列がないので、お店に電話してみると。
高田馬場から南阿佐ケ谷に移転した「とんかつ成蔵」は完全予約制で、キャンセルも出ておらず、昼も夜も満席ですと。開店前に退散です。

useak8m.com

閑話休題。

阿佐ケ谷でなんか食わねばと思案していると、そういやげんこつ屋が復活していたハズだと思い出し。新宿の小滝橋通りにあったとき、ガラの風味が好みでちょいちょい行っていたのです。

オシャレな内装に、流れるBGMはジャズ。卓上調味料はゼロ。女性用にヘアゴムを用意したりもしていました。そして、げんこつ屋の代名詞「Wスープ」。そんなお店は当時他になく、あまり世間に理解もされていなかった。ちょっと早すぎたのだ。ただ、後世に多大なる影響を与えたのは間違いないでしょう。

 

80年代から「Wスープ」をやっている。青葉よりも10年以上早い

「げんこつ屋」の創業は1980年。新高円寺でオープンしました。しかし、その名が世間に知られるようになったのは、1990年に渋谷に出店してからのこと。「江戸の味」をコピーとして掲げ、躍進していったのです。

しかし、なんやかんやあって2007年に完全閉店。新横浜のラーメン博物館にちょいちょい復活していたりはしたようですが、どっしりと店を構えていたワケではない。さみしいモンです。

それが、2021年に阿佐ケ谷にて「二代目」げんこつ屋として完全復活を遂げたのです。息子さんの手によって。

げんこつらーめんしょうゆ

香油らーめんが好きだった記憶があるんだけど、久々だしってことで、スタンダードな「げんこつらーめんしょうゆ」をチョイス。

げんこつ屋のメニュー

ラーメンのメインメニューは4種。
げんこつらーめん(しょうゆ or しお):950円
ちゃーしゅうめん(しょうゆ or しお):1,300円
豪快らーめん(しょうゆ or しお):1,300円
香油らーめん(しょうゆ or しお):1,300円

この他、わんたんめん(1,050円)、海老わんたんめん(1,250円)などもあります。
(価格は2025年8月現在。すべて税込)

げんこつ屋といえばWスープの先駆け。鶏ガラの白湯スープとマグロ節メインの和風スープをブレンドした濃厚かつスッキリとした珠玉のスープです。コレを80年代からやってたっていうんだからスゴい。Wスープで名を馳せた「中華そば 青葉」は1996年創業ですから、その10年以上前からやっているワケです。

げんこつらーめんしょうゆのスープのアップ

さっぱりしてるんだけどコク深い。ガラの風味がやっぱりいい。そして何より懐かしい!
ただ、げんこつ屋って名前だけど、ブタのひざ関節(ゲンコツ)は使ってないんですよね。たぶん。

多加水ストレートの麺。もちもちです

麺はかんすい少なめでもっちもちの多加水ストレート。歯ごたえと香りが良く、スープとの相性もばっちりです。そういえば、いわゆる特注麺を使い始めたのも、ココ「げんこつ屋」がはしりだという話です。ホント、いろいろとスゴい。

げんこつ屋のシール。ビックリマン風

小滝橋通りにあったとき、ちょいちょい行ってたんですよ。いやぁ、懐かしいなあ。とか話をしていたら、ロッチ的なシールをいただきました。昔行ってたんですよって話は一万回目くらいだったんだろうなあ。接客もあたたかいです。

スープ完飲

気をつけなきゃって思ってるんだけど、飲み干してしまいました。大満足です。

阿佐ヶ谷の町並み

どうでもいい話ですけど、阿佐ヶ谷ってこういう街なんです?

 

 

元祖Wスープ! 繊細かつ濃厚な味わい。そしてほっとする味です

接 客:★★★★★★★★★☆
味  :★★★★★★★☆☆☆
雰囲気:★★★★★★★★☆☆

総評:とにかく懐かしい。つぎは香油らーめん食べに行きまぁす!

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昼総合点★★★☆☆ 3.5

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