減酒逃避行:002「EDOMAE SS @新宿三丁目」
訪問日:2024年6月29日(土)【2024.07.08 UP/2025.08.16更新】
Tips01:名店、築地青空三代目のセカンドライン
Tips02:マグロはフジタ水産の上モノ
Tips03:基本要予約。最近はとりやすくなっているっぽい
Tips04:握りだけで良ければレギュラー満タン。税込7,000円で11貫+玉子と超おトク
Tips05:一人で行くと、まわりはカップルだらけ
Tips06:カード、電子マネー、QRコード決済各種使えます
Tips07:当然のごとく全席禁煙。香水もNGで!
安くて美味い寿司=正義。ソレを具現化した「EDOMAE SS」
人気すぎて予約が全然とれないと悩んでいた寿司屋の名店セカンドラインのもろもろが、なんか最近とりやすくなってるっぽいということで、まずは新宿「EDOMAE SS」。格安でフジタ水産のマグロが堪能できるっていう、名店「築地青空三代目」のセカンドラインです。
セカンドラインだなんだとか言ってるけど、元に行ったことがないので比較はできない。言えるのは、コレで充分だっていうコトだけなのであります。

町場寿司にボトルは入れていても、お上品なお店にはとんと縁がないこの身。
きっちりした江戸前鮨を食うのは、パチフェスでGETしたご招待券の久兵衛以来です。あの日はタコ負けしてたんだよなあ。アホほどマイナスでした。
それでもめげずに、なんか湯島のキャバ嬢を誘ってみちゃったりして。コース終わって「なんか握りますか?」って話を受けて、そいつが秒で「トロタク!」って答えたんですよ。マジかよって思ったけど、めっちゃうまいトロタクが出てきたんですよね。そこからぼくはトロタクのトリコです。

閑話休題。
七千円のコースとは思えぬタネの数々。新宿三丁目の寿司屋の最適解
カウンター8席のこのお店は、最近流行りの横丁スタイルの一角にあるもんで、超開放的。お気楽です。肩肘張らずに楽しめる感じは、とってもありがたい。
ただ、分かっちゃいたんだけど、カップル×3&自分って構図です。なんなのこの地獄。

築地青空三代目行ってきたよってカマせるコースター。使えるモンは使っておきましょう。生ビールはスーパードライでした。ちなみに、グラスで税込800円也。ちょい高いか。

ちなみに、店名の「SS」はスシ・ステーション(かつては立ち食いでスシ・スタンドだったとか)という意味。ガソリンスタンドをモチーフにしているんですね。そんなワケで、メニューは「レギュラー:4,000円」「レギュラー満タン:6,000円」「ハイオク:8,000円」「ハイオク満タン:11,000円」(24年11月時。すべて税込)と4種あります。
【最新価格「レギュラー:5,000円」「レギュラー満タン:7,000円」「ハイオク:9,000円」「ハイオク満タン:13,000円」(2025年8月現在。すべて税込)】
無印は握りのみ、ハイオクはつまみアリ。満タンは数が増える、といった感じ。コースが終わったらアラカルトもいけるので、初手は安くすませておくってのもアリだと思います。お酒も進んじゃいますしね。

しまあじ。歯ごたえプリプリでたまらんですよ。切っつけも美しいですね。細やかな仕事が光ります。






中トロ。コレは優勝です。口に入れた瞬間トロけます。旨味も濃厚。しあわせ爆発です。結局薬局、まぐろに勝てるモンなんて存在するのか? 同じモンばっか食ってても許してよ。何度でも食べたいです。

イサキ! ネタは自重します。

軍艦じゃないウニって初めて食べたかもしれません。別に形状で味に差は……もしかしてこの形状による味の差ってあるんですかね。まあとにかくトロけますよ。間違いなくおいしい。
そういえば、軍艦って久兵衛の発明品でしたね。イクラとウニが大好きなので、久兵衛には感謝しきりです。

あなごは想定よりもだいぶサッパリしてましたね。でもソレがまたおいしいんだ。

お椀を経て追加注文。オススメをヒアリングした結果、赤貝GO。プリプリしており、口の中がリセットされる感もある。途中で挟むのもアリですね。貝類をもうちょっと攻めてもよかったかもしれないと思いました。今後の課題です。

〆にもいっちょ中トロね。アホ舌と言われようとも、結局コレが一番好きなんだ。反論できるヤツもそうそういまい。蕩時間だよ。けっきょくウマイ。

もう終わってるんですが、カップル×3のツマミとして出てたアワビが供されまして。コレがまたおいしいんですよねえ。すべてが終了したと思ったあとのご褒美。コレは忘れられないですよ。接客もあたたかい。いいお店でした。
江戸前鮨って、背伸びしなくても食えるんだと知った
接 客:★★★★★★★★☆☆
味 :★★★★★★★★★☆
雰囲気:★★★★★★☆☆☆☆
総評:コレは何度でも行きたいです。カップルに負けずに、立て、若人よ。

