減酒逃避行:番外編 「辛麺 華火 @大久保」
訪問日:2024年11月3日(日)
Tips01:全席禁煙
Tips02:営業時間は11:00 - 23:00(L.O.22:30)
Tips03:飲み帰りには間に合いません
Tips04:カード、電子マネー、QRコード決済なんでもござれ
コクのある辛味。おいしい辛味。だけど個人的には限界オーバーだ
耐えうる辛さの限界を知っておく必要がある。
そう思い立ったあの日、ぼくは向ヶ丘遊園のカレーの名店「インドール」の門を叩いた。何が基準なのかはよくわからないが、この店では1倍から100倍まで、100段階の辛さがセレクトできた。当然、100倍を頼む。
「最初から100倍は出してないんですよ。ハイこれ」と、小皿に40倍カレーをよそいでよこすカレー屋のおかん。40倍ならいいんだと思いながら一気に飲み干し、改めて「100倍で!」とコール。しばしの沈黙の後、「わかりました」とおかん。
しかして、そのカレーはあほほど辛かった。なんか気がついたら涙が頬を伝ってるんですよ。人間辛すぎると泣くんですね。当然鼻水もズビズバです。こいつぁヤバい。おかんが正しかった。心のなかで謝りながらも、根性で完食だ。
店を出て速攻、パフェを求めて喫茶シャノアールに飛び込んだ。甘いモン、冷たいモンをかき込みたい。口の中をなんとかしたい!
しかしパフェは無力だった。なんの役にも立たない。100倍の前には無力だった。
後日、ぼくは柏のカレーの名店「ボンベイ」にいた。カシミールカレーを食べるためだ。100倍カレーとどっちが辛いだろう。興味津々である。
わかっちゃいたけど後悔の嵐。どっちも辛すぎて、どっちが上かなんて判定できない。己の限界を超えたものを評価できるワケなんてなかったのだ。しかし。
食後に「どうぞ」と出されたホットコーヒー。口ん中わやくちゃなのに、そんな熱いモンなんか飲めるかよ! と思っていたんですが、「辛さがやわらぎますよ」との店主の言葉を信じて飲む。飲む。
信じられないコトに、口中のしんどさがひいてゆく。辛さ対策にはホットコーヒーがいちばん。コレ覚えておいて損はないのでは。いや、なんか特殊なコーヒーだったのかなあ。それはわからない。
どちらももう閉店してしまった、と思って調べたら、柏ボンベイって復活してるんですね! また行かなきゃ。
閑話休題。
いちばん辛いのにいく根性はもはやなかった。旨辛がいいですよね
なんだかんだ、辛いものは好きなんです。たまに欲しくなる。ただ激辛は無理。すでに限界は知っている。ちょうどいいのは、井の庄の辛辛魚つけ麺の辛め。では、辛麺 華火はどうだ。いや、その前に麺の話だ。
こんにゃく麺。カロリーは中華麺のおよそ半分! とか書いてあるけど、公式HPにもそんな記載はない。そもそも宮崎辛麺のこんにゃく麺ってのは、中華麺にそば粉が練り込まれているモンで、こんにゃくとは何の関係もない。食感だけの話だ。中華麺と蕎麦はカロリーも糖質量もさして変わらない。そりゃ蕎麦のほうがヘルシー要素は強いけども、この表記はいかがなものか。GI値は低いですけどね。
これがそのこんにゃく麺。いやこれがおいしいんですよねえ。コリコリとした食感がたまらない。なんかサッパリ感があって、辛さともよく合う。
大辛。ゼロ辛~裏極辛まである華火では、中間くらいの辛さです。辛さを少しマイルドにしようと、納豆をトッピングしました。コレは正解でした。が、それでも涙が頬を伝う。コレ、いちばん辛いの食べてる人って、どんな味覚してるんだろう。信じられない。ただ、シンドイんですけど、旨味を感じる。要するにおいしいんですよ。でもツライ。辛くて辛い。でも、おそらくまた食べに行くんだ。酔っ払っているときには、刺激が欲しいものだから。
シンドイのにまた食べたくなる。不思議な魅力
結論
接 客:★★★★★★★★☆☆
味 :★★★★★★★☆☆☆
雰囲気:★★★★★★☆☆☆☆
総評:そうそう、店員さんが超絶丁寧なんですよ。刺激がほしけりゃ行って損なし。たまに摂取が必要です。
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