減酒逃避行:番外編 「元祖油堂 @新宿」
訪問日:2024年10月12日(土)
Tips01:歌舞伎町のレジェンド「いわもとQ」跡地に降臨
Tips02:味変アイテムの種類が超すごい。そんなにいる?
Tips03:麺にはパスタ粉が配合されているらしい
Tips04:カード、電子マネー、QRコード決済なんでもござれ
Tips05:看板(24年10月現在)および食べログでは営業時間11:00~22:00。公式HPだと11:00~23:00。どっちやねん。この場所はなあ、どちらにせよそれじゃあダメなんだよ!!(24年11月現在、公式HPが正解で営業時間はのびつつあるようです)
この場所は気合を入れて営業しなければならない。麺類なのはよかった
2023年10月、ひとつの時代が終わりを告げた。
歌舞伎町は東通りで、24時間我々を見守ってくれていた立ち食いそばの雄、「いわもとQ」が完全に沈黙してしまったのです。
その少し前までは、「移転のために一時閉店」って書いてあったのに!
しかも、そのタイミングで全店舗閉店ですよ。悲しみにあけくれた人はおそらく星の数より多いでしょう。あとで調べてみたら、経営者が変わった直後だったようです。
歌舞伎町店は2号店として2005年にオープンした店舗。当時、もりそば250円。それでいて、注文が入ってから生そばを茹で、天ぷらを揚げる驚異のオペレーション。しっかりと二八そばを謳っていた。
こんな店が近くにあったら、普通富士そばには入らないでしょう。いやぼくはソレはソレとして好きなので、たまに行ってたんですけども。
そもそも自分は、いわもとQには天ぷらを食べに行ってた感が強いですが、とにかく、そんな場所に油そば屋がオープンしたワケです。町田商店や豚山をやってる会社なんですって。どっちも行ったコトない……。
閑話休題。
特大まで同価格。味も変幻自在。ドリンクサービスもよし!
ちょっぴりお高め。ソレが第一印象。しかし、よくよく見てみれば、ノーマルは税込880円だし、「麺増し特大まで無料」っていうんだから、コスパは悪くないのかもしれない。お店に入ると、「特大まで同じ値段です。特大がオススメです!」と声をかけられた。なかなか気合が入っているぜ。気に入った。まあ、胃袋そんなに大きくないんで「大盛」をセレクトしたんですけど。
ちなみに、並150g、大盛225g、特大300gらしいです。注文は「油そば大盛+卵黄+肉増し」しめて税込1,130円也。見返してみたら、ソレにフライドオニオンがさらにプラスされる油そばBトッピングと同じ値段になってますね。しくじった。
あと、ドリンク飲み放題が充実しているのに気がついておらず、レモンサワーも注文しました。税込400円。コレが缶の氷結だったんだよなあ。お店で缶のお酒出されるのはあんまり好きじゃない(ギネスを除く)。
そしてコレがフリードリンク3種。デトックスウォーターと黒烏龍茶、ジャスミン茶が飲み放題です。店内もとてもキレイですし、女性を強く意識している感がありますね。
どんだけあるんだ味変アイテム。なんかスープも用意されています。
隣りにいた外国人マダム2人組が、スープが入ったポットを見ながら「スープがないわ。コレ入れて食べるのかしら(想像)」みたいなコトを言っており、店員が慌てて「ノースープラーメン!」と声をかけていた。ファニー。
なかなか美しいビジュアル。麺にはパスタ粉が練り込まれているという。パスタ粉っていったって、結局小麦粉じゃんね。強力粉多めって感じなんでしょうか。セモリナ粉使ってるとか? とはいえ食べごたえもあってウマい。めっちゃモチモチ。タレはしつこすぎず、あっさりすぎず、ちょうどいい塩梅。バランスがとれていると感じます。
混ぜて、たまねぎとニンニク入れて、魚粉も試して、紅生姜を混ぜる。仕上げにスープをINだ! もはや元の味がわからない。でも満足感はある。通って自分の好みを探すのも楽しいのかもしれない。コレでも卓上調味料1/3も試してないですからね。ある種奥が深い。
辛味噌味もあるってよ。味の組み合わせは無限大だ!
結論
接 客:★★★★★★★★☆☆
味 :★★★★★★★☆☆☆
雰囲気:★★★★★★★★☆☆
総評:店はキレイだし、店員さんも超丁寧で気が効いています。この味変ワンダーランドは一度体験しておいて損はないかもしれません。
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